
中3学年だより(71期生)
高瀬舟
2025/10/11
考査期間の放課後になると、質問をしたい生徒が先生を探して彷徨う姿が見られます。特に数学と理科の先生に質問しに来る生徒が多いように思います。ここでアドバイス「わからないところは考査直前ではなく、その授業を受けた直後に解決しておこう」(担当の先生は一人しかいませんので)
国語甲の授業では森鴎外の「高瀬舟」を学んでいます。弟殺しの罪に問われた喜助と、その喜助を遠島へ送るため高瀬舟に載せて運んでゆく庄兵衛の物語です。授業では物語読解の後に「文学模擬裁判」をしていました。喜助は無罪か有罪か?に対して弁護側と検察側に分かれての裁判です。喜助への質問、相手側への質問を通して、なぜ喜助が有罪なのか、また無罪なのかを考えます。土曜4限のクラスをのぞくと、とても活発に質問がされていました。弁護側だった生徒が検察側に、と途中で生徒の考えが変わるのも面白いです。
担当のH先生曰く「大体は弁護側が優勢ですが、クラスによっては検察側が勝ちそうなクラスもありました」とのこと。相手を納得させられる発言がどれだけできたかによりますね。
ではまた来週!この週末は必死で勉強してください。


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