阪神地区高等学校剣道大会の開催
4月29日(日)と30日(月)の2日間にわたり、県立尼崎小田高等学校体育館において『第41回阪神地区高等学校剣道大会』が開催され、出席しました。この大会は今年で41回目を迎えますが、同時に6月8日~10日に開催される『第55回兵庫県高等学校剣道大会』の予選も兼ねています。
競技は団体戦と個人戦に分かれており、団体戦の参加校は男子30校、女子21校、個人戦の参加者は男子99名、女子70名で、本校からも多くの選手がエントリーしました。試合はまず個人戦から始まり、その後団体戦が行なわれましたが、さすがに日本伝統の武道ということでの指導がなされており、礼儀とルールがしっかりと守られた素晴らしい試合が繰り広げられました。
本校剣道部も多数の生徒達が試合に臨み、団体戦で女子は見事に優勝、男子は準決勝で惜敗し三位と大健闘しました。特に、女子団体戦の決勝は個人戦で一位から三位までを独占した甲子園学院高等学校との対戦になりましたが、大方の予想では圧倒的に不利な状況であったにもかかわらず、全員が一丸となったチームワークで優勝を果たしました。試合開始前には全員でスクラムを組んで心を一つにすると共に選手全員が競技者と一体となった応援を展開しました。部員達はこの大会に備えて、連日早朝練習を続けてきましたが、その努力が報われて本当に良かったと思います。
私は開会式の会長挨拶で、〝剣道を通じてしっかりとした人間力を身につけて欲しい〟という話をしましたが、生徒達がこれからも精進を重ねて成長してくれることを祈っています。