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常務理事便り
2020年02月07日
「最高の贈り物」
~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~
「春は名のみの風の寒さや・・」毎年この季節になると口ずさみたくなる名曲です。今年は暖冬が続いていたのでこの「早春賦」には縁がないと思っていたのですが、立春を過ぎたあたりから急に本来の寒さに戻りました。
改めて周りを見ると毎朝通う線路沿いの道端には今年も忘れず同じ場所に水仙が寒風に揺れ、学園の正門を入ると白梅が元気に咲き出しました。今年の白梅は緑がかって見えるのは急に寒くなったせいでしょうか。
そんな中、子供たちは元気に登校してきます。特に小学生が元気です。私も元気になります。この頃は専用通路に立ち、挨拶の声掛けをする児童も増えてきました。みんな自主的な参加です。寒い中、私と違って薄着で一生懸命に「おはようございます」の声をかけ続ける児童は立派、誇らしく自慢したくなってきます。健やかに成長してくれると確信が持てます。
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いつも建てかけられている挨拶の看板が、ことし始めから新しくなりました。今回も小学生3、4年生の応募で決まりました。「あいさつでもっと咲かそう笑顔の花」「ひばりよりたかぁくひびけあいさつの声」「あいさつでこころとこころのキャッチボール」。どれもよく考えられた秀作です。3番目は幼稚園からの野球少年の作品。よくできているではありませんか。
雲雀丘学園は日本一挨拶ができる学園を目指します。そのためには先生方はあいさつ運動の先頭に立っていただかなくてはなりません。子供たちが進学しても社会に出ても進んで挨拶ができる人間に育てようではありませんか。それこそ卒業を控えた子供たちへの最高の贈り物です。
(2020.2.7)