学園ブログ

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常務理事便り

2020年02月27日

「雲雀の先生は日本一」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~

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国公立大学前期試験が25日から始まりました。今年は全国で24万人が受験し倍率は約3倍とのことです。高3の学年担任の先生方も早朝から各大学に手分けして駆けつけ、マスク着用の雲雀子に激励の声をかけました。日ごろの成果を十分に発揮してくれたものと思います。合格発表は来月4日から始まります。

さて一般入試に先立って行われた国公立大学の推薦、AO入試ですが、前期試験に先立ち順次合格発表がされました。この時期、週刊誌に全国高校別の合格者数の報道がありますが、その中で大阪大学ですが私たちの手違いで順位の掲載から学園名がもれてしまいました。事実は5名の合格者を出しており全国で3位になります。雲雀の名が出なかったのは大変残念です。何も順位のために頑張っているわけではなく、雲雀の先生方は生徒第一の考えのもと、進路指導に当たっており気にする必要はないかもしれませんが、学園の応援歌を自認する小ブログとしては、やまれずここに記述しました。



内輪の話で恐縮ですが、先月、学園で中高の専任教員への昇格面接を行いました。そのうち二人の先生が「雲雀の先生は他校の有名進学校の先生より生徒を伸ばす力にたけている」という趣旨の発言をされました。そのような質問をしたわけではなく、会話の成り行きでの話ですが、一人は昨年、兵庫の中高一貫校を経て転任してきた先生、もう一人は大阪府立のトップ進学校を卒業した新任3年目の先生でした。雲雀の先生は、勉強の苦手な生徒も熱心に教え、その教え方も上手だし尊敬できる先生が多いとの意見でした。



確かに雲雀の入学生は優秀な生徒もたくさん入ってきますが、これから頑張らねばならない生徒もたくさんいます。また高校からの入学生は、約半数が第一志望を逃して入学した生徒です。いわば幅広い生徒を教えていかねばなりません。そんな中、手前味噌ですが立派な進学実績を上げてきている先生方は立派だと私も思っています。



学校は子供を育てるところとするなら、雲雀丘学園こそトップの成績を上げているのではないでしょうか。また雲雀丘学園の教職員はそれを誇りに、もっともっと生徒の個性を伸ばし他校との比較ではなく、一人ひとりをどれだけ伸ばせるかを尺度にして教育を実践していかねばならないと思います。



(2020.2.27)