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常務理事便り
2020年04月10日
「学園の目標①」
～雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝～
しだれ桜は散り始め、青葉が芽吹き始めましたが、春先から咲き出したさくら草はまだまだ花芽も多くもうしばらく楽しめます。チューリップやパンジー、アロマンスも玄関のいろどりを華やかにしています。これらの花は昨年秋から学園に入学してくる子供たちを思いながら、職員やシルバーさんが丹精込めて育ててきたものです。残念ながら、中高を除いて入学式は中止のやむなきに至り、見ていただけませんでした。そんなわけで今回は写真を大きくした花のブログです。
なお高等学校はご出席をお断りした保護者の方々にせめて入学の記念写真でもと、撮影だけの機会を用意したところ有難いことに100名ほどの親子が来園されました。少し安堵の胸をなでおろしています。
さて過日（4/2）のブログであらためてお伝えするとしていた本年度の学園方針ですが、学園全体の目標は下記のとおりです。
「人間力」は過去から重視してきましたが、今年度も最重要課題として取り組みます。「学園に誇り・愛着・自信を持つ」は今年度、特に注力したい取り組みです。母校に誇りを持つことはいわば背骨であり、人格形成の上で極めて大切なことです。学園を離れても心の支えになるものと思います。
「時代を生き抜く力」は保護者の方が一番心配され望まれることです。子供たちは最後は自分の力で生きていかねばなりません。実は学園創立者鳥井信治郎が「親孝行」の構成要素として不可欠のものと言っています。「SDG’ｓ・ESD」は世界が取り組む共通的課題で、世界に羽ばたこうとする雲雀っ子にとっては当然身につけておかねばならないことです。
これら4つを柱に人間力ある園児・児童・生徒たちを育てていきたいと思います。
(2020.4.10)