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常務理事便り
2021年02月10日
「感謝を伝えて」
~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~
今日(2月10日)は高校入試(A日程)が行われています。緊急事態宣言の中の受験に、どうか持てる力を十分に発揮してほしいと願っています。高校入試が終わると月末からは国公立の前期日程が始まり、月が替わると卒業式、月日の経つのは本当に速いものです。
昨日の産経新聞の「朝晴れエッセー」欄に卒業前のこの時期にぴったりの投稿が寄せられていたので要約して紹介します。タイトルは「お弁当」。
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高3の息子を持ったお母さんは、幼稚園から始まった弁当作りの最後の日を迎えます。この日は入れてほしいものを事前に聞いておいたメニューです。お母さんには15年間のお思い出が次々と蘇ってきます。
夕方、帰宅した息子は「今までお弁当ありがとうございました」と照れた表情で弁当を差し出します。
お母さんはいつもより丁寧に、お役目を果たしてくれた弁当箱を洗いました。親として子供のお弁当を作る幸せを味わわせてくれた感謝を込めて。
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親子の情愛を仲立ちしたお弁当、私は、息子には「あっぱれ!」を、お母さんには「お見事!」をただ伝えたいと思います。お世話になったのは弁当に限りません。高3生は卒業までに数々の様々なご恩を受けたはず。ご両親はじめ周りの方々には感謝の気持ちを伝えてください。そうでないと雲雀丘学園卒業の資格はありません。
なお原文は下記URLからご覧になって下さい。
https://www.sankei.com/column/news/210209/clm2102090001-n1.html
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(2021.2.10)