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常務理事便り
2021年05月26日
「再び、コロナに負けるな」
今月31日に期限を迎える緊急事態宣言は兵庫・大阪の強い要請で延長される見通しになってきました。感染者数は減少傾向に転じているものの医療体制がひっ迫しており、解除は難しいようです。雲雀丘学園は、今年になって3月、4月、5月初旬と感染者が出ました中旬以降発生していません。昨年とは様変わり、全校種とも通常の授業が継続されており有難いことだと思っています。
季節は二十四節気の「小満」を迎え「万物しだいに長じて満つる」頃となりました。「ひばりの里」も大自然の息吹が感じられます。昨日は「モリアオガエル」が産卵したとのニュースが届きました。昨年は北側の楓でしたがことしは南側のさくらの木の枝でした。また先週あたりからカモのつがいが池のえさを啄ばむようになりました。これは2年ぶりのこと。また水面にはヒツジグサが三輪開きました。思わず写真に撮りたくなるほどの可憐さです。
モリアオガエルの卵 カモのつがい
ヒツジグサ 代掻き前のたんぼ
「里たんぼ」ではいよいよ今週末から小学校2.3年生の「代掻き」「田植え」の作業が始まります。今年も大雨の洗礼を受けました。昨年の雀の被害も思い出されるところです。その経験を乗り越え、今年こそ実りの秋を目指して、収穫の第一歩が始まります
今日(5/25)から中高の中間考査が始まりました。今日の中井校長の「校長通信」を読むと
早い時間から教室に入って勉強する生徒が増えているとのこと。雲雀っ子はたのもしい。大変だとは思いますがこんな時だからこそメリハリを付け頑張ってほしいと思います。
学園ブログ「親孝行・やってみなはれ」のコーナーで小学校の松本セイラ先生が、コロナ下、「あなたは何をしますか?」と問いかけています。そして「私たちは今後、自分自身を鼓舞し、より良い生き方や学び方を見つけ続けるべきでしょう」と結ばれています。
全くその通り。沈滞と自粛ムードが覆う我が国ですが、負けてはなりません。心は大空に向けて前向きに取り組みたいと思います。もちろん十分に感染対策を講じた上での話です。
(2021.5.26)