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常務理事便り
2021年07月29日
「オリンピックは栄養源」
日本チームの快進撃はとまりません。昨日は水泳女子200mメドレーで大橋選手が優勝、400mとの2冠を達成。私の故郷彦根では陸上男子100mの桐生選手も楽しみで街は大いに沸いているようです。開幕して1週間足らずで金メダルはすでに13個、数々の感動ドラマも生まれています。
悔し涙とうれし涙、どちらも私たちにとって心の大きな栄養源です。
夏休みに入った校庭
7-0 11-1 9-1 7-1 0-5 なんの数字かお判りでしょうか。この夏の高校野球県大会で雲雀丘学園高等学校は2回戦で滝川二高に7-0で敗れましたが、滝川二高のその後の戦績です。雲雀丘はコールド負けでしたがこれを見る限りよく戦っています。滝川二高は看板の両投手を抱える素晴らしいチームでした。雲雀は十分に3回戦いや4回戦には進める力を持っているのではないでしょうか。
今後、雲雀丘学園野球部は3回戦まで進むチームとしての意識改革をしてほしいと思います。中高6年間を一貫して指導する体制もできていると聞きます。あとは3回戦まで勝ち進めるまでの戦力をどうつけるか、そしてそれ以上に大切なのがどう人間力を磨いていくかです。「野球部員は素晴らしい!」と周りからうらやましがられるクラブになってほしいと思います。
オリンピック柔道男子73キロ級で五輪連覇を飾った大野将平選手の態度も見事でした。圧倒的強さで「一本」と「礼」にこだわり勝利を決めても歯を見せませんでした。阿部兄妹の同時金も感激でしたが、兄の一二三さんは勝った後も正座して礼の後、畳を降りました。勝ち負けは大切ですがこういうところに人間力は表れるものです。
雲雀っ子には勝利後のインタビューの選手の応答を聞いてほしいと思います。生徒が今後生きていく上での指針やヒントになる言葉が数多く登場します。特に来年の大学入試を控える高3生には何よりもの元気の源になるのではないでしょうか。
(2021.7.29)