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常務理事便り
2022年03月19日
「雲雀はあいさつから」
今日(3/18)は朝から小雨となりました。 正門の ソメイヨシノも つぼみが赤く 膨らんで この雨で 開花の日が一層 進むと思っていたところ、事務所前の しだれ桜が 一輪 開花していました。 雲雀丘学園の 開花宣言は しだれ桜の開花が数輪 目視できるとしています。 したがって 今日の開花宣言は 持ち越し。 4、5日 待つ必要があります。 ちなみに 昨年は3月15日 、一昨年は 3月19日 その前の年は 3月22日でした。
しだれ桜、まず一輪開花
毎朝着用したタスキ
さて私個人としては 今朝は 子供たちとの登校挨拶の 最後の日となりました。 肩からかけた「雲雀はあいさつから」のタスキも 掛け納めです。 小学生の 皆さんには本当に元気をいただきました。 卒業式に お礼を申し上げましたが 毎朝 「おはようございます」の 元気な挨拶に 疲れた 朝もありましたが 元気がみなぎりました。
児童と談笑
一緒に正門に立った井口校長先生と
ブログ「学園自然百景」の天井先生(中央)と
そして「 行ってきます!」「行ってらっしゃい!」 「ただいま! 」「おかえり!」は 一日のケジメとして 極めて大切。できれば 靴もきちっと 揃える ことで 片付けも できるようになります。
子供の一番の親孝行は 毎日元気に学校に通うことであります。 親孝行は 子供からの行為ではなく 親と子で作り上げていくもの です。 毎日の挨拶で 親子の心が 通じ合えば大半の 子供の問題は 自然と 解決するのではないでしょうか。 ただ 簡単な行為ほど 実は 奥が深く継続することが 難しいのも事実。 挨拶は簡単なようで 実は 難物なのです。
多くの学校 、あるいは企業でも 挨拶に 力を入れて おられます。 たくさんの 標語が 掲げられています。 それほど 挨拶というものは難しいです。 生やさしい決意では挨拶の実現など できるわけがありません。 やるかやらないか の二者択一だと思います。
学園初代理事長の 鳥井信治郎は「 親孝行な人は どんなことでも立派にできます」 と語りました。 僭越ながら わたくしは これを「 挨拶のできる人は どんなことでも立派にできます」と申し上げたいと思います。
歴代の立て看板のレプリカ
新聞 でも取り上げられこのニュースを知った父子さんが 自転車で学園にかけつけ 看板の横で記念写真を お撮りになっている姿を見たとき 私は 嬉しい気分に なりました。 その後、学期ごとに小学校の児童が 看板の文面を 考えてくれました。 それがずっと続いています。 これもありがたいことです。
挨拶は永遠の 課題だと 思いながら 最後の 登校挨拶をむすびとしました。
(2022.3.18)