学園ブログ

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常務理事便り

2022年05月10日

Vol 6　コロナ規制ない中での帰郷

～雲雀丘学園常務理事　成地　勉～

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　３年ぶりにコロナ規制のなかったゴールデンウイークが終わりました。人出は多かったようですが、皆さん、マスクを着け、会食時も気を使いながらの歓談ではなかったでしょうか。

私も連休後半には実家に帰り、父母に顔を見せてきました。両親にとっては息子や娘がちょくちょくと会いに来ることが最大の喜びのようです。幸い連休中は弟や妹、孫たちがかわるがわる訪れたようで両親はとても喜んでいました。年老いた両親にとっては、兄弟、家族が仲良く暮らしている様子を見ることが一番の親孝行のようです。



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卒業記念の印
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冬にきれいに剪定された白梅
　家族が仲良く暮らすという当たり前のことが、実は当たり前ではなく、貴重なこと、とても大切にしなければならない特別なこと、というのはウクライナでの悲惨な状況を見れば一目瞭然です。今年のゴールデンウイークは世界はもはや、そういう時代に突入したという危機感と時代認識をもって、親子関係、家族関係を見直す良い機会になりました。



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今年も大きな実をつける季節になりました
　当たり前の日常は決して当たり前ではない、薄氷の緊張の中で成り立っているという認識は観る世界を変えていきます。当たり前ではない、だから大切にしたい、だから親や家族や友達には感謝したい、だから自然や環境は大切に守ってきたい、そんな風に思える子どもたちに育っていくはずです。



　さあ今週、小学校は修学旅行、中高は体育大会という最大級のイベントがあります。これらができることは決して当たり前ではないと思うことができれば、取り組みの姿勢や心構え、そして中身も大きく変わるはずです。この当たり前ではない貴重な体験を全員が満喫し、共有化し、自らの成長の糧にしてほしいと思います。