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常務理事便り
2022年11月22日
Vol 31 勤労感謝の贈り物
~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~
今日、雲雀丘学園幼稚園の年長組さんが突然、学園事務局を訪問してくれました。勤労感謝の日の前日ということで、事務職員にねぎらいの言葉を伝えに来てくれたのです。
職員全員が事務局前でお迎えしました。ありがたいことです。
本学園は「親孝行」の学園です。直接的には育ててくれた親へのご恩を忘れずにいつも感謝ができる、親のことをいつも尊ぶことができる子になってもらいたいと思っています。そのような子になれば、社会に出て、会社や仕事で接する方、自分を支えてくれている社会にも感謝できる人になるだろう。そうすれば周りとの関係は好循環し、大方のことは人並み以上にやっていくことができて、立派な人生を送ることができるはずだ、と考えるからです。
鳥井信治郎初代理事長は親孝行は最高の徳である、そうした最高の徳を身につければ、どんなことでも立派にできる、この最高の徳を身につけるための処方箋は親孝行の実践であると考えられていたと思います。
勤労感謝という古めかしい言葉も親孝行とよく似ている響きを持っています。勤労感謝の日は「勤労を尊び、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」という趣旨で制定されました。
仕事ぶりがなかなか表に出てこない、縁の下の力持ち的役割を担う事務職員に感謝の言葉を伝えに来てくれた園児はもちろんですが、この日を利用して感謝の心を教えようとした幼稚園の先生方に敬意を表します。親への感謝はもちろん、自分たちを支えてくれているすべての人、もの、への感謝がしっかりできる子に育ってほしいと願っています。