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常務理事便り
2023年04月10日
Vol 1 令和5年新年度 動き出しました
~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~
4月7日、かなりの雨の中でしたが、中学校、高等学校の入学式、同日、小学校の始業式が行われました。そして、4月8日は中高の始業式、4月10日は小学校入学式、幼稚園進級式、4月11日は幼稚園入園式と続きます。新しい年度が始まりました。
数多くの園児、児童、生徒を学園に迎えることができて嬉しく思うとともに、大切なお子様をお預かりする責任も感じずにはおられません。
我々にとってまずは、安心安全な学校運営がいの一番です。そのために、今年度は講堂耐震工事、侵入防止柵の修繕・増設、防犯カメラの増設等も行い、安心安全度を更に高めていきます。
講堂内で中学入学式後の記念撮影
昨年度の大学入学を祝し、
ダルマ目入れ式
3年ぶりに中高全員校庭で始業式
小学校入学式
教育の中身、教育目標などは校種により多少の違いはありますが、根幹はいずれも一緒です。それは「創立の精神」です。「創立の精神」に基づく人づくりをより明確にしていく必要があると考えています。今年は70年前にできたこの「創立の精神」を今の時代に合わせて読み替えて、校種毎にルーブリック化し、子どもたち一人ひとりにとっての「未来への道しるべ」として、成長を支えるよすがにしていきます。
高校の入学式の祝辞で、ホセ・ムヒカ元ウルグアイ大統領の言葉を引用しました。「人は発展するために生まれてきたのではない、幸福になるためにこの地球に生まれたのです。」
これはハイパー消費社会、経済至上主義社会へと「発展」を遂げてきた現代への警鐘として発せられた言葉ですが、「人は幸福になるために生まれてきた。」という言葉には重みがあります。学園に集う子どもたち一人ひとりが幸福を感じられるよう、教職員が一丸となってサポートしていかねばならないと心を新たにした春となりました。