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常務理事便り
2023年03月28日
Vol 54 きしゃ
~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~
先日、うれしいニュースが飛び込んできました。小学校の課外活動として行われている絵画教室で、小学校1年生のKさん(男児)が描いた画(え)が第53回世界児童画展〈(公財)美育文化協会 主催)〉において三位に値する特別賞、「全国造形教育連盟賞」を受賞しました。
その画は実に子どもらしい夢にあふれ、想像力豊かな画です。なんと八階建ての「きしゃ」です。常識が勝ってくると2階建て電車はあっても8階建て「きしゃ」にいきつきません。子どもの感性の豊かさがにじみ出ています。車輪も8個、4階には自分の顔を書いていますがこれは自分のお家が4階だからだそうです。見事に子どもらしい発想です。雲雀丘花屋敷の駅舎もあり、空には小さな虹、そして太陽のようなものも描かれています。
こうした子どもらしい感性をいつまでも持ち続けることはなかなか難しいですが、自由に発想できること、好きなことに熱中できること、夢を持ち続けること、などは子どもの時にこそ養っておくべき大切な資質です。彼の成長が楽しみです。絵画の写真は著作権の関係で掲載できませんので、以下のサイトでご覧になってください。
https://biiku.jp/jidouga/prize-53/prize3-53/
https://biiku.jp/jidouga/requirements/
今、学園では桜満開、既にチューリップも咲き始めました。新入生の皆さんを心待ちにしているようです。入学を控えたご家族が満開の桜の下で記念写真を撮っておられました。
コロナを越えた春がやってきました。