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常務理事便り
2023年10月25日
Vol 32 太陽のサーカス
~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~
シルク・ドゥ・ソレイユ(フランス語)、日本語で言えば「太陽のサーカス」が公演する「アレグリア」(スペイン語で「歓喜」)を観に行ってきました。世界でもトップクラスのテクニックを持った曲芸集団の素晴らしい演技に感動しました。途中に30分の休憩をはさんで2時間余り、あっという間に過ぎてしまいました。あるストーリーに沿って、本物のミュージカルのような歌や演技があり、そこにアクロバティックで目を見張る驚きの演技が続く、実にエンターテインメント性の高いサーカスです。衣装も凝りに凝っており、なんとなく異次元世界を見ているような感覚になります。今まで見てきたサーカスとはまるで違う演出です。
(許可を得て撮影)
設立が1984年といいますからすでに、40年がたっていますが次々に新しい要素を入れて進化してきているようです。メンバーは日本も含め20の国や地域から参加しており多国籍です。世界のトップアスリートが集まっているといっても過言ではないでしょう。今年は5年ぶりに日本公演が行われ東京と大阪で約85万人を集客したとのことです。
このサーカス団は高いパフォーマンスを40年間も維持し、世界各国で絶賛されているわけですが、その裏にはメンバーのたゆみない鍛錬と努力によって築かれた圧倒的な肉体的パフォーマンスと時代に合わせた革新的な演出やショーマンシップが常に存在します。
この2点は企業経営や学校経営においても全く同じではないかと思います。日々、己を磨き、日々、時代やニーズに応え変化していく「存続と発展」には不可欠な要素を改めて見せられたような気がしました。