学園ブログ

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常務理事便り

2025年03月21日

Vol55　日々新たな心

～雲雀丘学園常務理事　成地　勉～

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春分の日の前日、中学校卒業式、中高終了式を終え、本年度のすべての学園行事は終了しました。子どもたちとっては暫しの休息期間です。新年度に向けて、心身のリフレッシュを図っていることでしょう。長期休暇の中では唯一宿題のない休みなので、心と体を思いっきり開放し、存分にやりたいことにチャレンジしてほしいと思います。
　高校は公立高校の入試発表が本日ですので、その結果次第で明日には、おおよその来年度高校一年生の入学者数が固まります。そして、この休み期間を利用して、来年度のクラス編成作業が行なわれ、担任や受け持つ分掌などが引き継がれ、細かい作業に入っていきます。従って、教職員にとっては、あっという間の春休み期間となります。4月1日には新しい先生方も登校され、新年度が始まります。一般には1月1日が年の初めですが、学校にとっては4月1日がお正月となります。
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学園幼稚園の卒園式　
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中山台幼稚園の卒園式　

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中学校の卒業式　
「日々新たな心」という言葉があります。一日一日を新鮮な心で生きる。即ち、昨日までの過去は修正できないわけですから、それに拘泥することははやめて、まず、今日をしっかり生きる、失敗を恐れずにチャレンジする、これを毎日繰り返していくことが「日々新たな心」の意味するところではないかと思います。禅語の「日々是好日」も一日を大切にして精一杯に生きることが好日につながるという教えですが、本意は同じことかと思います。
　新年度を迎えるわずかな暇ですが、しっかり自省し、「日々新たな心」の意味をかみしめたいと思います。