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IT時代を生き抜く
2018年04月04日
中高PC教室
この度、中高のPC教室をおよそ13年ぶりに改装して頂けることになりました。パソコン本体はもちろん、机やイス、カーテン、床、プリンタも一新し、この春休みでまるごと新しく生まれ変わりました。
まず、教室の配置ですが、窓側と壁側の机はそのままで、中央の机のレイアウトを縦に変更しました。机のグループも二つになったため、通路の数が減りかなりのスペースを確保できました。イスは背もたれがなく自然に姿勢が良くなるタイプで、しかも座るとその重みで脚部のキャスターにロックがかかり、移動を防いでくれる機能を持つ優れものです。しかも机の中にしまえるので、さらに教室全体が広々と感じます。また、床は、高校校舎のコンセプトである緑の「モザイク」柄をモチーフにしたカーペットタイルを敷き詰め、さわやかな印象に変貌しました。以前までは上靴のままの入室でしたが、せっかくカーペットタイルになったので、靴類を脱いで入室するルールに変更したいと思います。教室前には靴箱を用意しておきます。さらに、カーテンは分厚くて遮光性と耐熱性に優れるタイプになりました。以前のブラインドでは太陽光を完全にシャットアウトできず、反射光や逆光でモニターが見にくかったり、夏場の気温上昇が気になりましたが、今度はそれらの問題から解放されそうです。
そして肝心のパソコンは、なんとiMacになりました。教師用も含めて50台です。本体がディスプレイと一体型になっているのですが、それでもとても薄い!配線もほとんどなくすっきりとしており、Macのデザイン性やスタイリッシュさが一層際立ちます。ディスプレイは20インチあり、集中して作業ができます。机の上のキーボードは小さく省スペース、マウスは充電式のワイヤレスで表面にボタン類がなくとてもおしゃれですが、操作する上での機能面としてもなんら問題はありません。ディスプレイとディスプレイの間には、教師用画面が転送される中間モニターが置かれました。これも大きめで見やすく、二人に一つの数があります。
Macになったため、これまでのWindowsとの使用感の違いは出てくると思いますが、OSに縛られずに活用していくことは重要です。また、Macになったメリットとして、中高保管の生徒使用iPadとの連携が可能になる点が挙げられます。Macで作成したデータは、Wifiを利用してすぐにiPadにダウンロードできます。逆に、iPadで作成したデータも、Macにつないでアップロードしてサーバに保管できたり、PC教室内の新型プリンタで印刷ができます。これにより、授業だけでなくさまざまな学校行事においても活用の幅が広がります。
ここまでして頂けた学園にとても感謝です。これらの環境の中、生徒は多くのことを学んでいくことができます。大いに活用していきましょう!
(中学校高等学校 教諭 増田勝彦)