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親孝行・やってみなはれ

2018年02月23日

好きこそものの上手なれ

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31年前、私が雲雀丘学園に着任したときに中1で入学してきた生徒たちと練習を始めたのが、今のテニス部の礎です。特別な指導方法は皆無でしたが、兎に角、生徒も私もテニスの面白さにはまり、ひたすらボールを打っていました。上手くなりたいから、私自身がテニススクールに通って練習方法を体験したり、強豪校に練習試合を申し込んでその学校の監督の言葉を盗み聞きしたりしました。

20180223-1.jpgすると、市内大会で優勝したり、地区のリーグ戦に勝ち出し、結果が出るから一層面白くなるという好循環で、朝練習や日曜練習が始まり、練習試合も申し込まれるようになりました。2000年に中学が初めて夏の全国大会に出場したことにより、全国大会出場が夢から目標にかわり、本年度までに15回出場しました。今では、雲雀丘学園は勉強もしっかり面倒を見てくれる、テニス部が活発だ、クラブの雰囲気も良いということが外部評価となり、文武両道を目指す児童・生徒が雲雀丘学園を受験してくれるようになってきています。年齢が50歳代半ばになった今も、試合を通じて、ハラハラやドキドキを経験し、喜んだり悔しがったりできる時間を生徒たちと共有できることは幸せなことだ、と思っています。

(中高校 生徒指導部長 野村勝)