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親孝行・やってみなはれ

2018年11月22日

「子どもの味方でいること」

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 先月,中学高校大学と同じ学校に通った友人の結婚式に出席しました。彼女とは,同じバレー部の仲間として中高6年間苦楽をともにしたので,胸がいっぱいになりました。

披露宴では,新婦から両親に向けて手紙が読まれました。その手紙の中で印象深かった言葉があります。



「親はいつまでも子の味方だから。」



 私も母から同じ言葉をかけてもらったことがあります。何をしても上手くいかず,不安な気持ちで押しつぶされそうになり,母に弱音を吐きました。そのとき母は,「何があろうと,親はいつまでも子の味方。一緒に考えよう。」と言ってくれました。この言葉を聞いて,不安な気持ちが少しずつ安心に変わっていったのを覚えています。

 教育コンサルタントの多田淑恵さんは,長期的に見て良い方向に子どもを導くことこそが,本当の意味で「子どもの味方でいること」なのではないかとおっしゃっています。教師として子どもの話をじっくり聞き,いつでも「子どもの味方」でいたいと思います。



(小学校教諭 安田 裕香)