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ことばの扉
2019年06月10日
「ことばの扉」その15
[その15]
「人はすべて、聞くに早く、語るにおそく、怒るにおそくあるべきである」
(「ヤコブの手紙」)
ここでは、他者の語りに耳を澄ますべきことが説かれています。と同時に、自分が発言する時は慎重に。それが、聞くに早く、語るにおそく、ということです。
そして、怒るにおそくとは、アンガーコントロール(怒りの制御)に通じる教えです。よく考えてみたら、私たちが判断を失敗するのは、怒っている時やイライラしている時ですよね。心身のバランスがよい状態のときは、あまり判断ミスは起こらないものです。
(相愛大学教授)
(如来寺住職)
(NPO法人リライフ代表)
(雲雀丘学園評議員 釈 徹宗さん)