茶道部 「お茶サミット」に参加しました!
京都の南東部、相楽郡和束町は全国有数のお茶どころ。町中に広がる美しい茶畑からは絶品、最高級のお茶が生まれます。
そんな和束町から「お茶サミットに参加しませんか?」というお誘いがありました。もう半年以上前のことです。地域全体でお茶を大切な宝として育む和束にある中学校が音頭を取って、茶道を通した活動を行なっている中学校が交流する機会をつくろう、という取り組み。
普段は高校生と一緒に活動している本校の中学部員たちが“正真正銘”の主役となれる絶好の機会です。
まずは集った11校の学校・クラブ紹介。Hibariは部員全員でPower Pointを使いました。そしてご馳走になったのが“正真正銘”の出来立て抹茶ソフト。ミルクと抹茶(powderd tea)をその場で混ぜ合わせて凍らせた味でした。
続いて和束町をフィールド・ワーク。日本遺産に認定、「日本で最も美しい村」連合に加盟、京都府景観資産登録第1号…。ということなど何も知らなくても、とにかく歩いていて楽しい。汗が気持ちいい。マイナスイオンが周り中から降ってきます。
案内をしてくれた和束中学校(略して「和中」)のリーダーたちは当たり前のように毎日の生活の中でお茶を、喫すだけでなく、育て、守り、慈しんでいました。
心づくしのお弁当をいただいた後は、お抹茶とお煎茶のO・Mo・Te・Na・Shi.
和中の精鋭たちは、それぞれがとても魅力的でした。ああ、お茶というのは、こんな風に毎日の生活に溶け込んでこその文化なのだと思いました。
時空を超えて「お茶が好き」「お茶は美味しい」でつながれる。どんなに時代が不透明になっても、好きや美味しいの感覚が濁ることはないでしょう。だから改めて思います、「お茶は、いいぞ〜!」って。