先日行われました高校1年生対象の「卒業生に学ぶ」の講師の感想と生徒の感想をこれから何回かに分けて載せていきます。
① 教育実習生(上智大学 総合人間科学部)
〔講師感想〕
高校1年生にとって何が聞きたいことなのかがよく分からなかったので、手探りの状態で自分の伝えたいことを話したつもりだったが、生徒のコメントを見て、生徒はちゃんと私のメッセージを受け取ってくれているのだと分かり、嬉しくなった。高1の今のうちから始めれば不可能なことはほぼないので、生徒のみんなには頑張ってもらいたいと思った。大学進学は人生の一つの分かれ道でもあるので、自らに甘く成らず、目先の誘惑にとらわれず、しっかりと精進して欲しい。また、このような形で生徒の前で自分の話をさせていただく機会をいただけたことに非常に感謝している。ありがとうございました。
〔生徒感想〕
・東京の大学まで行ってるのはすごいと思った。高1から受験勉強するのがすごいと思った。目先の楽しさより後の楽しさを取る。大学の方が遊べる。プラスの意味でもマイナスでも自由は大変だ。発展途上国はなぜ発展しないのかを勉強しているのかが珍しいと思った。学校4,5割の人が留学したことがあるのがすごいと思った。留学経験は役に立つんだと思った。
・自分が行きたいと思う大学とか学部を早いうちに決めて、その学校にどうしても行きたいという強い気持ちを持って、受験するべきだと思いました。名前の売れている大学に行くのだけじゃなくて、本当に自分がやりたいことができる大学に行くべきだと思いました。
・自分がやりたいことを、早いうちから見つけてそれについて調べ、行きたい大学が見つけられることは、私はまだなので、うらやましいと思いました。そのやりたいことに向けて受験に耐えて、意志が強くて、すごいと思いました。私はまだ何も決まっていないので、日々努力して、休みなどを利用し、たくさんの経験をしていきたいです。
・私は、予習や課題などで精一杯で全く受験勉強していないので、高1の頭から受験勉強をしていたと聞いて、とても焦りを感じました。「勉強は早く始めて悪いことはない!むしろ良いことばかりだ!」と聞いて、本当にそうだなと思いました。自分は時間を無駄にしているなと思うことがたくさんあるので、見直していきたいと思います。
② 教育実習生(関西学院大学 文学部)
〔講師感想〕
いつもの授業よりも少人数で、皆とても静かに聞いてくれて、とても話しやすかったです。私が一番伝えたかった「自分が好きなものを見つけてください。」ということが、とにかく生徒の記憶に残ったらいいなと思いました。
大学のパンフレットが思ったより人気で、表紙にきれいな校舎が載っているので、興味を持ってオープンキャンパスなどに行ってもらえれば嬉しいです。
コメントカードによると、やはり大学の生徒数が2万人というのに驚いたらしく、私も初めはとまどいましたが、その代わりマンモス校だからこそ良い点もたくさんあり、学校のアピールを私なりにできたのではないかと思います。
このような形で、後輩にアドバイスさせていただけたこと、本当にありがたく思っております。
〔生徒感想〕
・私も、中学の時から英語が好きだったけれど、甘い考えで受験するのは間違っているなと感じました。やっぱり、外国の人と話をしてみたいとずっと思っていたので、中途半端に英語を勉強するのではなく、今このときから、しっかり予習、復習を徹底して、高3の時に苦労しないよう、今から頑張っていきたいです。
・大学は中学や高校と違って、自分の意志で動かなければならないのだと思いました。大学で失敗しないためにも、常に目標(夢)を持って、それに向かって一生懸命に頑張らなければならないなあ、と思いました。受験勉強は今から始めないといけないと思いました。
・大学は遊べて楽しそうな場所と思っていたけれど、そうでもないのだと思った。受験勉強は、3年間かけてじっくりやっていかないといけないと思った。本当に自分のためになる大学、学部に行きたいと思った。これから模試などたくさんのテストがあるから、その結果をしっかり受け止めて、しっかり勉強しようと思います。
・指定校は受験がないからといって、全然楽ではないということが改めて分かりました。指定校推薦をもらうには、高1から高3までしっかり学校の勉強をしないといけないし、学校の定期テストでよい成績を取らないといけないので、とっても我慢が必要だと思った。今からもっと受験についてしっかり考えて、自分の行きたい志望校に合格するように頑張ります。