第3弾。2010年センター試験は,受験者にとって思いの外難しかったようだ。そのため,多くの受験生が予想した得点に至らなかった。しかし,原因はそれだけか?いやいや,本人も気づかぬ理由がある(な~んか,「ためしてガッテン」風だなぁ)。
1.時間設定なし。
センター試験を受験した後の感想でよく聞かれるのが,「時間が足りなかった」。受験前には予想問題などを繰り返し練習しているはずなのだが・・・・・。
こういう受験生は恐らく,普段のペースではなく,ゆっくり慎重に解いていったためだろう。
なんせ,大事な試験だから。しかし,慎重になるのはいいが,間に合わなくなるのは必然。最後の問題などは逆に適当になってしまう。
今は校内では行っていないが,代ゼミのサテライン直前対策ゼミを見ていると,担当講師は毎年,設問ごとに細かく解答時間を設定し,時間内で解く練習をさせていた。一見,そこまでしなくても・・・・・と思ってしまうが,本番でもいつものペースを守るという効果は確かにある。
2.「問題で」解く
「こういう問題にはこういう解き方をする」という風な理解の仕方では新作問題に対応できない。問題の「型」を学習したに過ぎない。原理・原則,根本をわかってないと初見の問題に弱い。だから,センターの問題はセンターの問題で解くというのは誤り。そうではなくて,時間はかかるが,教科書を丹念に読むこと。そして,わからないところ,つまずいたところは自己流の解釈で済まさないこと。
3.あがる・緊張する
センター試験は,やはり,特別な試験である。年にたった1回しかない(後がない)。得点が合否を左右する(失敗は許されない)。考えてみれば,こわい試験だ。そんなことは受験者は重々理解している,頭では。
ところが,解答している最中,ふとしたことでいつもと違うペースにはまってしまう。本人は意識していないが,次第にズレていく。先ほどの「慎重に」というのもそうだ。いつもならやらない二度読みしたり,5択問題で2つまで絞りながら最後の最後で間違ったり。実は,こういうのが「プレッシャー」からくる所為なのだ。
そうならないためには・・・・
自信をつけることだ。正解を正解と確信を持って言える学力の裏付けが必要だ。回り道をしているように思えるかもしれないが,記述問題をしっかりやること。マーク方式だからと言って早くからマーク式の問題形式に当たらないことだ。
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【連絡】
1.明朝,英単語テストあります
2.準2級漢検があります(対象者のみ)。
【配布物】
ありません