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部活動

科学部 夏合宿報告

2018/09/01

科学

報告が遅くなりましたが、科学部では8月6日~8月7日の日程で和歌山県日高郡へ1泊2日の夏合宿へ行って参りました。

科学部として合宿を行うのは7年ぶり、経験者がいない中で手探りの合宿計画となりました。

今回の合宿の目的を「和歌山県の海岸・山間部に生息する生物の観察」と定め、部員たちの生物観察・採集能力の向上を目指しました。

月曜日の朝ということで、和歌山行きの電車は激混み。釣り竿や網を大量に持った部員には少し負担が大きかったかもしれません。来年の合宿はもう少し日程を考えないといけないですね。


初日の採集場所、大引海水浴場。釣り採集はあまりうまくいきませんでしたが、良い天気・海水浴客の少ない絶好の採集日和で、思う存分生物観察に没頭できました。

採集方法も先輩後輩で一生懸命協力して試行錯誤しながら。

来年はもっとうまく採集できるように精進しましょう。

宿泊は和歌山県立白崎青少年の家にお世話になりました。小学校の時の林間学校みたいで懐かしかったのではないでしょうか。

宿泊地の裏山には樹液の出るクヌギなどが多く生えており、夜間採集でカミキリムシやカブトムシ、クワガタムシなどたくさんの甲虫を採集することができました。

施設のスタッフの人も驚くぐらいの成果だったので、文化祭での発表をお楽しみに。

2日目は「日本のエーゲ海」と呼ばれている白崎海洋公園へ。美しい石灰岩から形成されている道の駅です。風が強かったので、釣りなど生物採集には苦労したようです。


2日間の合宿で魚類29種類、甲殻類17種類、昆虫41種類、鳥類6種類、ほ乳類4種類、その他12種の生物を部員たちは捕獲・発見してくれました。

それぞれが興味のある生物・分野を見つけ、成長してくれるきっかけになってくれたらと思っております。

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