部活動
囲碁将棋部 囲碁 全国選手権県予選 女子団体戦優勝 全国大会出場決定!
2023/05/29
5月28日(日)、姫路西高校にて第47回文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権兵庫県大会が開催されました。
この大会は、7月24日(月)・25日(火)に東京・日本棋院東京本院(東京都千代田区)で開催される囲碁全国選手権の男子団体戦・女子団体戦に出場する兵庫県代表校を決める大会でした。
出場できる学校は、男女各1校。出場権を得るには優勝するしかありません。
雲雀丘学園からは、男子団体戦・女子団体戦の両方に出場しました。
男子団体戦には、大将:高1の部員(七段)、副将:高2の部員(三段申請)、三将:高1の部員(18級申請)の3名で挑戦しました。
男子団体戦には5校のエントリーがありました。エントリーしたのは本校の他に灘高校、甲南高校、六甲学院高校、宝塚北高校です。
対局はトーナメント形式で行われました。
1回戦:対 宝塚北高校 3-0で勝利
三将は最近囲碁のルールを覚えたばかりなのですが、将棋が強い部員で囲碁センスにも光るものがあり、見事勝利を収めました。
2回戦:対 六甲学院高校 1-2で負け
副将は中盤までリードしていたのですが、そこからいくつか痛いミスが出てしまい、何とか粘るものの届かず。悔しい敗戦となりました。
3位決定戦:対 甲南高校 1-2で負け
相手の副将が高段者、三将は棋力差が大きく敵いませんでした。
結果、4位となり男子の全国大会出場は逃しました。なお優勝は灘高校で、13年連続38回目の全国大会出場を決めました。灘高校は選手の層が非常に厚く、頭1つ抜けた状態が続いています。
本校の大将(高1)は過去の全国大会個人戦優勝者や全国大会入賞者とも対戦しましたが、全て貫禄の勝利。
今後の更なる活躍が非常に楽しみです。
続いて女子団体戦です。
出場は本校と姫路西高校の2校。勝った方が全国大会出場権を得ます。
囲碁は将棋と比べて競技人口がかなり少なく、3人揃えるだけでもハードルが高いのが現状です。
雲雀丘学園からは、大将:高3の部員(五段申請)、副将:高2の部員(1級申請)、三将:高3の部員(7級申請)で挑みました。
本校の大将は中学から囲碁を始め、今や高段者で非常に強いのですが、姫路西高校の大将は昨年度の全国大会個人戦で優勝した経験のある実力者です。
結果、大将は残念ながら敵いませんでしたが副将と三将が見事勝利して2-1で勝ち。悲願の全国大会(「第47回文部科学大臣杯 全国高校囲碁選手権大会 全国大会」)出場が決まりました。
全国大会出場は決まったものの、副将は11目差、三将は2目半差であり、もう1度対戦すると結果が変わるかもしれません。
それ位の大熱戦でした。それだけに優勝の喜びも大きいものがありました。
女子団体戦は昨年度も全国選手権に出場しているので、2年連続8回目の全国大会出場となります。
また、段級位認定の方では、
高2女子部員が2勝2敗で1級を認定
高3女子部員が2勝2敗で7級を認定
高1男子部員が4勝0敗(扱い)で16級を認定されました。
男女とも入賞したので表彰を受けました。
最後に、姫路西高校正門で記念写真を撮りました。
6月18日(日)には本校食堂にて全国大会個人戦に出場する男女2名を決める大会が、本校食堂にて行われます。
個人戦でも全国出場を目指して臨みたいと思います。