学校ブログ

進路の部屋

先輩はこうした-4-Life Design Building at Hibari―雲雀で描こう自分の未来ー

2020/04/14

ライフデザイン

 前回に続き今回も卒業生の合格体験記を紹介します。学園の様々な活動に積極的に参加して、一般入試で合格した先輩の体験記です。将来どのような自分でいたいのか、そして、そのためにどのような活動をしていく必要があるのかを考えてみてください。学園のイベントの他にも、読書も含め、現在家庭でできること、そして学校再開後取り組みたいことなど、計画していきましょう。

【神戸大学 農学部】【一般入試】 (選抜特進 女子)

 私が受験を体験して思ったのはどれだけ基礎があるのかという事が鍵だということです。すなわち、普段の小テストや授業が受験に直結してくるということです。私は高1、高2と全く勉強をしてきませんでした。模試も小テストも適当でした。私は周りのみんなと違ってコツコツと真面目に勉強してこなかったのであまり参考にならないかもしれません。だからこそ、あの時こうしておけばよかったということが沢山あります。

 まず、高1と高2では学校で言われたことだけをきちんとやったら良いということです。過度なことより、まずは言われたことをしっかりとやってみて下さい。私がこれに気づいたのはセンター直前期でした。どれほど基礎の部分が抜けているのかに絶望し、必死でやり直しました。

 次に、学園の様々な活動に参加するということです。私はニュージーランド研修やエンパワーメントプログラム、サントリーの研究所体験に参加させていただきました。これがなかったら絶対に自分のやりたいと思えることをまず見つけられなかったと思います。ここでポイントなのが、じぶんがちょっと興味のあるとおもっていることと真逆のものにチャレンジしてみることです。こうすることで大学受験においてかなり有利になると思います。何故なら、幅が広がるからです。自分が興味のある事をしている第一希望の所にいけなくても、第二希望、第三希望があるから大丈夫という余裕が生まれるからです。この余裕が第一希望の合格に繋がります。そして広い視野を持ち大学のホームページなどをできるだけ沢山見てみてください。私は最後の最後の模試までEとかD判定でした。けれども、多分私は相当ポジティブなのでしょうが、何処からそんな自信が湧いてきたのか行ける気がしたので、そのまま第一希望を変えませんでした。現役生は12月に一番伸びるという事を信じて勉強しました。センター本番、数学はボロボロで足を引っ張ってもうダメだと思いました。けれど、神戸大学のセンターの配点をみてみると、奇跡的に数学の配点が低く国語の配点が高かったのです。そのため、ボーダーを超えることができました。配点による影響はとても大きいという事を痛感しました。

 最後に、私の周りには私を応援してくれた沢山の人達がいました。合格した時沢山おめでとうと言ってもらいました。私はそうした環境で受験を終えられた事をとても感謝しています。皆さんも感謝の気持ちを持って受験生活を送ってほしいと思います。辛い事とか、成績が伸びなくて辞めたくなったときとかは、一回全部やめて寝て、勉強したくなったらまたすれば良いんです。自分を信じて、夢の実現に向けて頑張って下さい。応援しています。

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