進路の部屋
One Day Professional
2020/11/16
中学3年生を対象に、11月14日(土)に「One Day Professional」を行いました。
例年であれば、中学3年生は、実際に各職場を訪問し、お仕事を見学したり、体験させて頂いてきました。しかし、今年度は新型コロナウイルスの感染防止のため訪問するのを控えざるを得ず、代わりに様々な職業の方をお招きして直接お話を伺いました。
今日は7名の講師の先生方をお迎えしました。中学3年生は各々、7名の先生方のうち、お二人の先生からお話を伺いました。その模様を、一部ご紹介します。
まず、本校の卒業生で財務省職員の中井遼太郎さんのご講演は、在校時の思い出の授業の話に始まり、財務省の仕事の概要や苦労話などをお話くださいました。パンフレットを頂き、生徒たちは興味深くお話を伺いました。
弁護士の松岡直樹さんも本校の卒業生です。弁護士の仕事の概要をご説明頂くなかには、スポーツ選手の代理人の話なども詳しくして下さり、生徒たちは興味津々、お話しを伺いました。
成地勉さんは、現在は本学園小学校の校長で、元々はサントリーの執行役員をされていました。ビジネスの基本的な仕組みの話やサントリーの事業についてなど、会社で働くことの意味はもちろん、馴染みのあるサントリーという会社について理解する良い機会になったのではないでしょうか。
新田幸夫さんは、国際ボランティアのご経験から、世界のトイレの問題などについてお話くださいました。生徒たちは小冊子を頂き、詳しいご説明を頂いて、ますます関心を抱くようになりました。
医師の矢倉伊織先生は、消化器医としての基本的な仕事や救急対応の大変さなどをお話しくださいました。また、土日は奥様の代わりにお子さまのお世話をされているそうで、ご自身のとても幼いお子さまを連れて来校されました。生徒たちは、仕事と家庭との関係を考えるという良い機会をも与えていただいたのではないかと思います。
この他にも2名の先生方から、建築と精密機械の製作に関する貴重なお話をうかがいました。
生徒たちにとって、今日頂いたお話は、将来の職業を考える大きな一助となったことでしょう。
お忙しい中ご来校くださり、お話くださった先生方に、心より御礼申し上げます。