進路の部屋
職業人レクチャー
2020/11/09
職業人にまなぶ
高校1年生を対象に、「職業人レクチャー」を実施しました。
このイベントは、キャリア教育の一環として、専門的な知識や技術を有する職業人の方々にお話を伺うことで、職業について知り、自分自身の興味や関心・適性を考えることを目的にしたものです。
様々な分野の最先端でご活躍なさっている3名の先生方を講師としてお迎えし、ご講演頂きました。今回お話を頂いたのは、株式会社大日電子代表取締役社長としてご活躍の杦本日出夫先生、株式会社読売新聞大阪本社で記者としてご活躍の高部真一先生、兵庫医科大学で生物学者としてご活躍の菅原文昭先生です。
杦本先生からは、「小さな事でも良いのでチャレンジする」事の大切さを伺いました。人工衛星「まいど1号」の制作にチャレンジした社員の方が成長なさっていく過程を伺いました。新聞社に30年以上勤めてこられた髙部先生には、新聞記者として様々な土地で生活し、ニュースを届けるというご経験から、様々な将来の職業選択について意味深い示唆をいただきました。生物学者としてご活躍の菅原先生からは、ご自身の研究のお話と研究者に至るまでのキャリアについてお話を頂きました。特に、現在の研究者という立場に至るまでに挫折も乗り越えてこられたとのことで、「回り道が、自分の強みになっている。」というお話が印象的でした。講師の先生方には、高校1年生からのたくさんの質問にもお答え頂き、充実した時間となりました。
今日のレクチャーを通じて感じたり気づいたりしたことを大事に、しっかり自分自身を見つめながら、今後進路を選択していってもらいたいと思います。
講師の先生方、お忙しい中ご講演を頂き、有難うございました。