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進路の部屋

自分で方法を考える~受験体験記⑩

2022/12/26

大学入試

学校は冬休みに入りましたが、各学年とも多くの生徒たちが冬期講習に参加して頑張っています。

普段より少し時間に余裕のある今、どのような過ごし方をするのがよいのでしょう。1年生からコツコツ勉強を続け、自分なりの勉強方法を見出して、見事第1志望に合格した先輩の体験記を紹介します。

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進学先; 大阪大学 外国語学部 日本語学科(前期) 文理探究コース

私は受験を通してコツコツ積み上げることの大切さを実感しました。無理な予定を立てても続かないので、継続できる量を毎日少しずつこなしてください。私の場合、勉強習慣をつけるために先生に協力して頂きました。数学の問題をいくつか解いたノートを毎朝担任の先生に提出してチェックして頂くという方法です。自分の中で決めたルールを自分で守れる人にはこの方法は必要ありませんが、そうでない人は、やらざるを得ない状況を作ってしまえば良いのです。先生方に自分から頼めば協力してくださると思います。

また、長時間勉強をして集中力が切れた時には勉強場所を変えてみることをおすすめします。私は家の他に、学校の教室や自習スペース、有料で借りていた自習室、図書館、駅の近くのカフェなどを利用していました。ひとつの場所で疲れてしまった場合は潔くそこでの勉強を諦めて次の場所に行きます。そうすれば、気持ちをリセットしてもう一度集中できます。国公立大学二次試験の数週間前はコロナウイルスへの感染恐怖から家からほとんど出ずに過ごしていましたが、家の中でもリビングと部屋を行き来したり、同じ部屋でも机の向きを変えるなどして気持ちをリセットしていました。景色が少し変わるだけで切り替えることができるのでぜひ試してみてください。

次に、雲雀丘学園が第1志望の高校では無かった人へ向けての内容になります。私は第1志望の高校に落ちて雲雀丘学園に進学しました。ずっと頑張ってもまた報われなかったらどうしようという思いが強かったです。それでも先生方や家族、友人の支えがあって何とか志望校に合格出来たので、皆さんもどうせまた無理だと決めつけずに頑張って欲しいです。

受験では一人一人が様々な苦しさを抱えることになるかと思いますが、周りの人の姿勢が刺激になることもあります。苦しいと思ったら1度冷静に周りを観察したり友達と話したりしてみてください。応援しています。

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総合型や学校推薦型による入試を受けずに、一般入試一本で第一志望に挑んだKさん。昨年度は2月にも緊急事態宣言が発令され、講習が実施できなくなったため、オンラインでの講習とメールでの添削のやり取りになりました。登校できない期間が長くなり、煮詰まってしまうことが懸念されましたが、1年生の頃から自分なりの対処法を考えて行動してきた彼女は、きちんとリフレッシュする方法を自ら考えて実行していたのですね。自分で考えて行動できる人は強い!

「どうしたらいいか」を自分で考えて行動する力を身につけたあなたは、この先困難があろうとも乗り越えていけますね。ずっと第一志望と定めて来た阪大外国語学部の日本語学科で、どんなワクワクする出会いがあったか、教えてくださいね。


「受験体験記」のすべては「でんしんろ」で読むことができます。他にも大学のオープンキャンパスの情報や、面接等の受験報告書も公開しています。冬休み中に読んでみることをおススメします。

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