学校ブログ

卒業生~母校は母港になる

No.10(60期)教育実習は最後の進路指導

2021/06/15

   私は高校3年間、60期生として選抜特進コースで学園生活を送りました。中学生の時に見た雲雀のパンフレットに惹かれて、高校受験に励んだ日々を懐かしく感じています。 高校時代は「やってみなはれ」の精神のもと、何事にも怯えずチャレンジする事を大切にしていました。サントリー研究所体験、高大連携講座、大学見学ツアーなど少しでも興味があるものには積極的に参加しました。 また高3の一大イベントであるエンカレではダンスの振付を務め、高校生活最後の体育大会が最高の思い出となりました。
  
当初は教育学や教育心理学を学べる大学に進学したいと考えていましたが、大阪大学との高大連携講座を受講し、ダンスの先生に出会ったことをきっかけに進路を大幅に変更しました。 進路を変更してから入試まで3ヶ月を切っており焦りもありましたが、先生方が書類の添削や実技指導を行って下さったので、第一志望校にAO入試で合格する事が出来ました。
 
大学では舞踊学を専攻しており、クラシックバレエを中心に様々なジャンルのダンスを学んでいます。また、ダンスを踊るだけでなく舞台スタッフとして裏方の経験も積んでいます。体育大学なので体育実技に加えて解剖学等の身体の仕組みについても勉強しています。
ダンスを専門としているため、球技等の体育実技では苦労する事も多いですが「体育が苦手な子どもに寄り添える先生になりたい!」と体育が得意な先生とはまた違った視点から体育の授業を捉えています。
  
教育実習では、生徒の真剣な眼差しや「先生の授業楽しかった!」「本当の先生として雲雀に戻ってきて欲しい!」という声が何よりも励みになりました。 また、教育実習ガイダンスの際に言われた「教育実習は卒業生にしてあげられる最後の進路指導です。たくさん学んでください。」という道北先生のお言葉が私の胸にずっと残っています。
  
先生方からも、生徒からも沢山のことを学ばせて頂いたので、これを糧にして残りの大学生活やこれからの人生に活かしていきます。
  
在学中も卒業後も最高の進路指導を、ありがとうございました。

日本女子体育大学 体育学部 運動科学科 舞踊学専攻 4年 桑畑 瑠美奈(2018年卒業・60期生)

管理人注:写真左側は大学のパンフに掲載されている桑畑さんです。

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