卒業生~母校は母港になる
No.95(40期)神戸で動物彫刻展
2024/07/04
等身大の動物たちの彫刻を手がける、尼崎市出身の彫刻家、はしもとみおさん(40期)の作品を紹介する展覧会「特別展 はしもとみお展~時を刻むいきものたち」が、6月29日から9月16日まで、六甲アイランドにある「神戸ゆかりの美術館」で開かれています。
彼女は、中学生の時に阪神・淡路大震災を経験し、いのちを形として残そうと動物の彫刻を制作していて、今回の展覧会にはおよそ110点を展示しています。
会場には震災があった5時46分の時刻を示す時計があり、そのそばには、はしもとさんが飼っていた猫と犬の彫刻が並んでいます。
また、黒と白の模様の猫、「トム」は震災後はしもとさんの実家にやってきて、8年ほど一緒に住んだ猫で、どっしり座ってくつろいだ様子をしています。
はしもとさんから、以下のメッセージを頂きました。
中学、高校と雲雀丘学園ではお世話になりました。
演劇部での楽しかった思い出が忘れられません。
私は中学3年生の時に阪神淡路大震災に被災した際に雲雀丘学園から一度離れ、疎開先の学校でお世話になり、また学園に戻ることができました。
震災から29年の月日を経て、今神戸でこうして展覧会を開催できることをとても嬉しく思います。
ぜひ皆さんも展覧会場に足を運んでくださいね。
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