卒業生~母校は母港になる
No.106(57期)寄港
2024/12/14
幼稚園、小学校、中学校と雲雀丘学園でお世話になりました、57 期生の西野直子と申します。卒業後は同志社大学商学部商学科に進学し、現在は関西の企業に勤めています。
この度このような寄稿の機会をいただき、皆さんのような立派なご活躍やお話はできませんが、私なりの雲雀丘に対する素直な思いを綴らせていただきます。
雲雀丘は、卒業生がいつでも「寄港」できる場所であると感じます。社会という海に出航したのち、航海の途中に立ち寄る港のような場所です。
社会人になり目まぐるしく日々が過ぎ、社会の荒波に揉まれ自分を見失いそうになる時もありました。そんな中でふと立ち止まった時、いつも雲雀丘という心の拠り所があり、帰る場所があります。卒業後も節目のご報告に伺ったり思い立って遊びに行かせてもらったりしますが、雲雀丘に帰ると初心に戻り、また気持ちを新たに前に進むことができます。
卒業生ブログのテーマでもある「母校は母港になる」のように、母校に戻り、母港に寄港する。卒業して何年経っても変わらず迎え入れてくださる先生方や、集まればすぐ昔に戻れる仲間の存在は当たり前でなく、大変有難いことです。そんな雲雀丘に通わせてくれた両親にも改めて感謝しています。
「親孝行な人はどんなことでも立派にできます」初代理事長の鳥井信治郎先生のこのお言葉と共に育ってきました。私は両親やお世話になった先生方が喜んでくださるような生き方をすることが、一つの孝行であると考えています。決して立派なことはできなくても、自分なりの孝行というものを軸に進んでいきたいです。
社会に出てこれまでの恩をお返しする、船路はこれからも続きます。
西野直子(2012 年卒 、57 期生) 写真は思い出深い野村学級です
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