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第1期CLIL型授業第3弾 高校3年数学

2018/06/05

CLIL

 高校3年生の文系数学の授業においてクリル授業が行われました。内容はconditional probability(条件付き確率)です。まず最初にtree diagram(樹形図)とKarnaugh map(カルノー図)を使って、サッカーの試合でAコーチのときとBコーチのとき、それぞれでのゴールキーパーになれる確率を計算しました。続いて同じ要領で、ある病気に陽性と診断された人が本当に病気にかかっていた可能性を考えました。そして、アメリカのインフルエンザに関するデータを用いて、ワクチンを接種しながらもインフルエンザに罹患する人、ワクチンを接種しなくても罹患しない人などの確率をグループで考えました。段階を追ったタスクのおかげで計算の方法はスムーズに理解でき、実際に存在するデータを用いて私たちの身近にあるインフルエンザワクチン接種の有効性について深く考えるきっかけになりました。英語での説明もシンプルでダイレクトなので、複雑な数学を理解する助けになったように思えました。

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