校長通信
授業研究大会 第107号
2019/02/04
11月に実施した「第2回授業研究大会」の動画がアップされました。本校ホームページに「学校紹介」「体育大会」「文化祭」と4本の動画が並びました。今回のものは来校者も多い授業研究大会であり、授業中の生徒のみならず先生の表情も描いています。生徒の真剣な表情、生徒同士のコミュニケーションや授業の臨場感が伝わってきます。また、授業改善をめざす教員の学びの姿も格好いいです。まさしく授業つくり真剣勝負です。いくつかの授業を紹介しておりますので何度も撮るわけにいきません。上手に編集していただいています。生徒も先生もいい表情です。「授業を大切に」の雲雀丘の目標を表す動画です。是非ご覧ください。
他校の校長先生や先生方から授業研究大会をよく誉めていただき、話題にしていただいています。社交辞令も含まれていると思いますが、素直に喜び、先生方に伝えることにしております。ご都合で来校できなかった先生からも「外部に授業を公開することに反対はないの?」「どうやって授業者をだしているの?」先日の校長会でも「企画運営する分掌・組織は?」「強烈なリーダーシップ?強制力?」というようなご質問も多いです。企画運営の中心は「授業改革委員会」で5名の先生方で、お忙しい中、昨年の反省に立ってよりよいものをと言うことでプレッシャーもあったと思います。大学の先生のご指導、教科主任や他の先生の協力の中やり遂げてくれました。また、CLILを実践するメンバーも教科の横断、協働に取り組んでいます。この日だけ、担当者だけでなく、すべての先生が授業研究や改善に取り組んでいただきました。12月の授業アンケートの肯定的意見は80.4%昨年同時期比1.5ポイントの上昇でした。
以下、授業改革委員長で授業研究大会実行委員長の山村先生からのコメントです。
今年度の授業研究大会では、伝えることの難しさやイメージの共有の困難さを実感しました。改革委員会での話し合いにおいても、思うように進まないことがありました。しかしその中でも、多くの先生の支えや協力のもと、様々な困難を乗り越え、第1回大会と同様の盛り上がりを見せたと感じました。今年度は、昨年度の公開授業に加え、上智大学池田先生にご協力いただき、基調講演を実施しました。前回にはなかったプログラムで、どうなるか不安がありましたが、多くの先生方に参加いただき、充実の講演会となりました。大会後に記入いただいたアンケートの中には、「次回開催を楽しみにしています。」といったものもあり、とても嬉しく思いました。この大会では、一つの目標に向けて多くの先生が協力してくださり、雲雀丘学園の良さを実感したように思います。またそれだけにとどまらず、校外の先生方との教育に対する一体感を得たように感じました。今回の経験を今後に生かし、また先生方とのつながりを強めていき、これからの教育活動に邁進していきたいです。