校長通信
小学校卒業式、幼稚園卒園式 第124号
2019/03/18
行事
先日、学園小学校卒業式、学園幼稚園卒園式に参列いたしました。ともに第69回目です。児童、園児、保護者の皆様、おめでとうございます。
他校種の行事を見る機会は少ないですが、この卒業、卒園は最高年齢の集大成と言うべき最後の行事で、ともに先生方が丁寧に指導されており、すばらしい成果が表れていました。小学校では、証書授与で担任の先生の呼名に対して、どの児童からも自信溢れるしっかりと返事がかえってきました。また、卒業生答辞は、6年間の成長を振り返る、希望あふれるものでした。
幼稚園では、視線が近いせいもあり、いつもと違う緊張した顔やすまし顔、そして練習したことを間違えぬようにと思い返す顔と手に取るように気持ちがわかります。園長先生から渡された卒園証書をしっかりと受け取り、「ありがとうございました」の所作、一音一音が輝いていました。
小学校6年、幼稚園3年の心身の大きな成長は言うまでもありません。幼稚園での年中さんも式中しっかりとしてましたが、成長度合いは明らかです。改めて子どもたちの成長や学校での集団の中での学びについて気づかされます。
また、幼稚園保護者のお別れの言葉でも、声を詰まらせる場面や会場からのすすり泣きもあり、子どもたちの成長を実感されるお姿に胸を打たれました。幼稚園・小学校での子どもたちや保護者の想いをしっかりと受け止めて、中学高校でも育成していくことが大事であると改めて思いました。