校長通信
探究ゼミ 第39号
2019/07/27
カリキュラム
今年度スタートの「探究科」から「探究ゼミ」構想が出されました。これは、探究活動の授業、プロジェクトに続く第3の矢です。本校の教員が、自らの専門的な知識や技術を活かし、授業の枠を超えて、学年の枠を超えて、専門的なテーマに関心を持つ生徒たちとともに「ゼミ形式」で深く学んでいく試みです。生徒たちが「探究心」を追求できるようにという思いで企画されました。1.数学ゼミ
①学力コンテスト(高校への数学)に応募しよう!
②MATHコン(啓林館)に応募しよう!
③数学と経済、株式取引ゼミ(高校生)
④数学検定合格ゼミ
⑤数学甲子園に出場しよう!
2.脳科学を学ぼう!
動物の行動は、脳の機能の発達とともに変化してきました。脳の不思議を生物学の視点から学びます。
3.ビブリオバトル!
「高等学校ビブリオバトル西日本大会」(11月3日)に出場し、全国大会をめざす!
4.THE サイエンス
4つのテーマを講義し討論を行う。①癌とは何か。生体防御とは何か。(身体と心)②共同研究による新しい物質の開発(キチン・キトサン)③脳科学が示す幸福な生き方④サイエンスを英語で学ぶ。
5.現代美術チャレンジ
「宝塚現代美術てん・てん2019」への出展に向けて作品制作
そこで私もということで「ヒト・モノから世界をみる」を開講しました。何名来るか不安でしたが、なんと20名。校長室は満員です。人種、民族、国家の概念、民族学、国際協力を説明し、連携できそうなJICA、国立民族博物館、大阪大学外国語学部へのアプローチと生徒たちの関心地域について意見をもらいました。やはり、希望者のゼミとなると皆の意識が高く、活気のある時間となりました。これから、JICAフォトランゲージキットやみんぱっくを使って進めていきたいと思います。