校長通信
年度を終え次年度へ 第127号
2020/03/30
令和元年度最終回の校長通信となりました。生徒たちの「私の挑戦」と同じく、校長就任時に校長通信を年間100号書こうと決意しました。過去の校長先生に比べると低い目標ですが、月・木に更新しようと決めました。学級担任をしていた時に「学級通信は決まった曜日に出す。不定期では読んでもらえない。」と何が何でも決まった曜日に出していました。
校長通信は3年間で390号となりました。私自身のことよりも「生徒や先生が主人公」のコンセプトで紹介しました。これも様々な活動に本校の生徒や先生方がチャレンジしてくれたおかげだと思います。紹介しきれないこともたくさんあります。
良循環型の学校経営には「計画と反省をきっちりと行う」ことが重要だと思います。校長就任時に掲げた6年スパンの中期計画Ⅰ・Ⅱのチェックと修正、3年中期計画、単年度計画の振り返りと方針・計画策定を行い、理事会、学園運営委員会、中高職員会議で発表しました。
それぞれの分掌、学年、教科は年度初めに色々な計画を立てておりますが、達成状況を見ると計画を大きく上回ったものやほぼ計画通りにできたものがある反面、計画通りにいかなかったものもあります。これは各授業担当者においても同じです。
これに基づき分掌部長・学年主任・教科主任と次年度計画に関する面談を行いました。それぞれでの目標や計画、役割分担を検討し、動き出しています。例年のように4月に私や部長主任からの年度初めの方針・計画の口頭発表はできないかもしれませんが、「計画の見える化」は行います。
また、2020年人事計画として重点課題の「健康安全」「図書活動」「学校改革企画」に新たなポストを設置し、「2023年までの到達点」と「2030年の学校の姿」に向けて情報収集と方向性の策定をしていきます。
私事、この3月に兵庫教育大学大学院教育実践高度化専攻学校経営コースを修了しました。「現職私学校長が夜間大学院へ」は異例ずくめであったかもしれません。多くの方に支えられ、大学の先生、文科省・教育委員会・各県教委派遣現職教員・同期の方々など多くと出会い、学ぶことができました。感謝申し上げます。この学び・気づきについても少しずつ発信紹介できればと思います。
今年度は本校の教育活動に、保護者、PTA委員の皆様のみならず、多くの方々にご協力・ご支援を賜り、ありがとうございました。次年度も引き続きよろしくお願いいたします。