学校ブログ

校長通信

クロマツ しゅうそく 第23号

2020/06/04

カリキュラム

正門入ってすぐのクロマツです。専用通路からだとわかりにくいです。昔はたくさんのマツが生えていました。1期生1959年の卒業アルバムには、正門前や中学高校の校庭にもたくさんのマツの樹が写っています。

【左】先週の登校日の高校1年文理探究コース(高入生)ガイダンスです。関わる先生方全員からお話しがありました。高校1年65期生の気合いを感じました。

【右】高3は一足早く、分割体制で独自登校日にマーク模試を行いました。先取り学習を行っている本校においてでも、「9月入学」の賛否がどうでなく、情報の錯綜が受験生へ大きな影響を与えています。国、知事ともに政治家、関係者は自らの発言の影響力を意識してほしいです。議論は迷走しており、ネット上は百家争鳴、関係団体、マスコミとの世論操作、政争の具になりかねません。高3生不在の議論と国の体制が不明確なままでは、現場に不安と混乱を引き起こし、高校最終学年の生活、進路実現に向けて頑張りきらせることができません。高3生の大学入試と高校卒業に対する特例措置について、政府が早急に方針を打ち出すことが重要だと思います。
本校受験の中3生においても、入試情報の提供や学習支援など何かアプローチができないかと考えております。

駅からの専用通路から、生徒昇降口、トイレなど「Keep Distance」足型表示をつけています。お店のレジ前には貼られていますね。現在のレベル2での新ルールとして。10項目あげています。レベル1になっても、ほとんどは継続していこうと考えています。皆さんで共通理解し、私たちからの働きかけばかりでなく、「新たな学校生活ルール」「新たな生活様式」としてパブリックではどう行動するのか、意識し自律できるようになってほしいと思います。自立型人間への第1歩の指標です。

感染の「終息」と「収束」をどう使い分けているのかという新聞記事(朝日20200530)を見ました。「終息」は、物事が終わる、絶えること。「収束」は集めて束ねる。感染症には「終息」を使ってきたが、コロナ対策専門家会議では「短期的収束」などの文脈で使われたようです。「終わり」という結果ではなく、収まっていく過程に注目し、「抑え込もう」の文脈では「収束」がしっくりくるとも。漢字テストではどうなんやろうと疑問がわきました。まだまだ気を緩めることなく「しゅうそく」をめざして頑張りましょう。

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