校長通信
校長室で夢を 第51号
2020/08/25
8月24日2学期始業式を放送で行いました。式辞の要旨を掲載します。
おはようございます。今朝、あいさつができていないなと思った人が先月よりも多かったように思いました。大きな声は届けにくくても、視線や会釈、笑顔は届けることができます。
夏休みも色々な場面で頑張ってくれました。テニス部のみなさん、近畿大会でも頑張ってください。これまで、クラブの大会、受験の公欠の人が校長室に報告に来てくれていました。
公欠でなくても校長室で夢を語りたい人は来てください。「校長室で夢を語ろう」を始めます。複数でも大丈夫です。事務室でアポを取ってください。みなさんの夢を聞くことを楽しみにしています。
2学期も、手洗い、マスク、濃厚接触の3点に気をつけて、明るく元気に前向きに頑張っていきましょう!学校生活を楽しみましょう!私も楽しみです。 以上です。
放送ばかりで校長先生の顔は知られているでしょうか?式辞は短すぎたでしょうか?「校長先生の話は印象に残らない宿命」と聞いたことがあります。後にテストも控え短くしようと決めていました。
食堂もリニューアルし、対策をして再開です。試食をしましたがおいしいです。元気に2学期をスタートさせましょう!
放課後、校長室に夢を語りに来てくれました。早速でびっくりしました。高3女生徒2人です。志望大学の先に、JICAやインターナショナル幼稚園で働くことを語ってくれました。そのためにAO入試で難関大学にチャレンジするそうです。質問にお答えし、私の経験を話し、資料をお渡ししました。対話をしていくと何がしたいののか、何のためにしたいのか、が明確になってきます。「面接対策」と言われますが、何かを得るため(having)に行動する(doing)のではなく、どうありたいか(being)を意識することができれば、行動(doing)も大きくかわり、面接試験でも説得力のある答えができると思います。それには日頃から課題意識を持ち自分がどうありたいかを考えることだと思います。ここに気づかないと入試のための面接練習を繰り返しても、テクニカルな部分の習得・訓練だけになり、入試結果を合わせ、人間的成長においても良い結果が出ていないように思います。
今回は高3で受験に結びついていましたが、多くの生徒が「なりたい自分」を語ってくれればいいと思います。Having⇔Doing からBeing→Doing→Having の考え方に深め、自分を振り返る(Reflection)ことができるようになってほしいです。「校長室で夢を語ろう」は、掲示板にて案内します。