学校ブログ

校長通信

2学期終業式 第86号

2020/12/21

行事

2学期終業式をZOOMで行いました。トリプルクラウン(3検定2級合格)8名の生徒を表彰しました。そのあと、各部の表彰です。放送部の県大会金賞、ギターマンドリン部の県大会最優秀賞は大したものです。大会の大きさはそれぞれありますが、各人、各部の個々のレベル、ステージで頑張った成果にみんないい顔でした。朝礼台の上からでなく近くで声かけでき、画面越しですがみなさんにもその姿を見ていただくことができ、よかったと思います。

以下、終業式式辞の要旨をお知らせします。
2学期もみなさんよく頑張ってくれました。校長室には、2学期だけで27人の生徒が来て、夢を語り、活動報告をしてくれました。中学女子テニス部、箏曲部、ソフトテニス部、ギターマンドリン部、そして、大学合格の報告もありました。
生徒のみなさんがコロナの感染防止対策の手洗い、マスク、密の3つの意識をしてくれて、本当にありがたいです。「新しい生活様式」が示され、ワクチン開発が進む中、コロナウイルスと共に生きていく模索が始まっています。地球規模で人類の模索が始まっているとも言えます。研究者によって、未知のウイルスの特徴もかなりわかってきました。しかし、日本は第3波に直面しており、第1波、2波とは比べものにならない脅威です。マスコミは毎日、感染者数をグラフ化して発表し、医療体制と経済活動の対応、ワクチン開発、接種などを報道しています。
毎日、感染者数が発表されるということは、新型コロナウイルスは非常に身近なものであり、

「誰が感染してもおかしくない」「誰に感染させてもおかしくない」

ものです。家族や身近な人が、検査を受け、感染への不安を感じた人もあるでしょう。
京都大学の山中教授の情報発信サイトによると、第3波に直面する日本では医療が限界に来ており、今こそ私たち一人ひとりの賢い行動が求められています。国民全員が力を合わせ、この冬を乗り切る必要があります。とありました。

そのような中で大切なことは何でしょうか?私が考えたのは次の2点です。
1.「自分が感染しないこと」そして「自分は感染しているが、陽性反応または症状が出ていないだけかもしれない」と考え、感染防止対策の行動をしてください。
2.感染した方の治癒を願うのは勿論のこと、感染した方の心情を大切に思い、この方がさらなる心の痛みを感じることのないよう、行動してください。

見えないウイルスへの不安や恐れから感染に関わる人たちを敵と見なす偏見、差別することによって安心を得ようとする「負の連鎖」がおきます。
患者に対応している医療従事者に、応援の想いを届けるためにみんなで拍手をしましょう。

最後に高校3年生のみなさんへ 第一志望に向けて頑張っていますね。私が大事だと思う3つの「す」伝えます。後輩たち、先生たちと応援し、健闘を祈ります。最後まで頑張ってください。みなさん、1月始業式に元気な笑顔を見せて下さい。 以上です。

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