校長通信
頑張っている高3生の君へ2月 104号
2021/02/04
進路
高3のみなさん、元気ですか?私大入試が始まり、学校で会うことも少なくなった。必死に頑張っている姿を見ると、声をかけるのも遠慮してしまう。頑張っているオーラが出ているから。一方で、心中は「合格できなかったらどうしよう」と考えてつらくなっていませんか?
受験には不安はつきものだけど、不安はつのるばかり。私からアドバイスを考えてみた。参考にしてほしい。
1.つらいのは自分一人だけではない。
空を見上げ大空に意識をもって行って地球を眺める。不安を抱えている人が地球上にいっぱいいる。それぞれの人がそれぞれの場所で頑張っている。踏ん張ってみよう!
2.自分一人でたたかっているのではない。
家族、学校や塾の先生、君とつながるすべての大人が心配している。なんとなく雰囲気でわかるはず。その気持ちがわかりますか?君を支えている人は君のことを見守っている。君にはともにたたかう人がいる。この2つからどうすればいいか?それは君は「いつもの君」でいて、平常心で力を発揮すること。「いつもではない入試」に「いつもの君」でいるのは難しいことだ。私たちもそうだったから。緊張や不安をすべて解消しなくていい。完全な「いつもの君」にならなくていい。少しでも「いつもの君」に近づこう。厳しい状況の中で頑張ってきたのは「いつもの君」だ。そのための不安の解消法はそれぞれ違うはずだ。
君の頑張っている姿は、後輩たちの勇気になった。それは、これまでも。勉強だけではなく、クラブや行事でもだ。君は気づいていないだろう。私たちにはわかる。だから、君の最後までの挑戦と頑張りを応援したい。後輩たちは君に続いている。
「君はここまでよくがんばった。最後までがんばれ!やってみなはれ!」
健闘を心より祈っています。