校長通信
大阪・神戸大学説明会 第57号
2021/09/23
本校で志望者の多い大阪大学工学部と神戸大学国際人間科学部の個別説明会を同日同時間に実施しました。大阪大学工学部は進路部長であった高橋先生が学年主任の時に粘り強くお願いして実現したものです。その後、大阪大学の工学部、基礎工学部の推薦入学者が大きく増えました。雲の上のあこがれ、手の届かない大学から、来校いただいた先生の人柄を知り、より身近に感じ、頑張れば手が届くというようになった生徒も多いのでしょう。本校生徒の入試面接での頑張り・逆転なども話題になりました。今回は、大政健史 大学院工学研究科生物工学専攻・教授・総長補佐に来校いただきました。内容は、工学部と基礎工学部の違い、学校推薦型入試について、求める人材などでした。
一方、神戸大学は、推薦枠が小さく特に文系学部の人気が高いです。年度当初、高橋先生からも神戸大学との連携について相談があり、今夏に進路の先生と難関の国際人間科学部を訪問してお願いしました。窓口になっていただいたのは、グローバル文化学科教授の小澤卓也先生です。OneDayCollege時から本校生徒の学ぶ姿勢を褒めていただいており、大学との連携についても理解を示していただいております。内容は、国際人間科学部で学べること、グローバル文化学科について、求める人材などをお話しいただきました。生徒からの質問がなかったので、私からの質問「英語のできる人が多いのか?」「外国語学部との違い」についても丁寧に答えていただきました。
大学に合格する第1歩は「そこの大学に行きたいと思うこと」です。受験に限らず部活動での勝利もそうでしょう。願わないことは絶対に実現しません。自分の可能性を狭めているのは自分自身です。大学合格だけでなく、最近の雲雀丘の生徒を見ていて、とてもそのように思えます。かつては「無理」と考える生徒が多かったけれども、最近は頑張ってみようとする生徒が増え、それを実現しています。今日の説明会がそんな生徒の心に火をつけたのならうれしいです。「可能性は無限大」そんな言葉がぴったりです。
希望学の玄田有史東大教授は、「現実の壁を案じている人は、あきらめないで壁の前でうろうろしましょう。」と話されました。私もその言葉に勇気をいただきました。これからのみなさん、自己ベストを更新しましょう!