中学の研修旅行が行われます。中2では事前学習のポスターが掲示されていました。先週、中2探究基礎の授業で研修旅行について少しお話をしました。以下要旨です。

１．みんなの力でいい旅行に
しおりの巻頭言の校長の言葉を極力減らして、旅行委員全員の「意気込み」を載せました。すごくいいことが書かれていて、いい旅行にしようを思っている気持ちがでていました。その気持ちを受けて、全員でいい旅行にしていこう。

２．風景から景観へ、体験から経験へそして学びへ
沖縄で見るもので初めてのもや楽しみなものは何？
シーサー、動植物、家のタンク、･･･お墓も話し方も基地もいろいろありますね。
風景と景観はほぼ同意で使いますが、地理学では目に入るものは風景で、知識があると景観になり、意味をなすと考え、地域的な共通点や相違点を考察します。沖縄で見たもの、聞いたことに知識があれば、気にとめることができれば景観になります。また、考えることができれば疑問が生まれます。
心理学や教育学にも当てはめても同じように考えることができます。体験で終わらず自分のこととして考える「内面化」により経験になります。「ふりかえり」をすることで学びになり、新たな問いが生まれます。これが探究の目指しているところで主体的な学びです。今回の旅行での体験が経験、学びになり、探究学習にも取り込まれみなさんの進路にも結びつくかもしれません。

３．楽しむ
自分たちだけでなく、みんなが楽しくできるようにしよう。

２年生も３年生も体調を整えていい旅行にしましょう！旅行を終えてみなさんがひとまわりもふたまわりも成長することを楽しみにしています。