学校ブログ

校長通信

学ぶことは生きること 第19号

2023/05/22

カリキュラム

1学期の中間考査が始まりました。年度最初の考査ですが、緊張感はどうでしょうか?1年生にとっては、中学入学・高校入学、そして本校で初めてですから不安もあることでしょう。一貫探究コースの高校1年も新たな気持ちで取り組んでおり、2年3年生にとっても新しい先生の初めての試験なのでしっかりと準備をしていると思います。  

テストがあるから勉強する。ならばテストがなければ勉強しないのか。逆に考えると、勉強するからこそテストがあるのかもしれません。多くの大人にはテストがありませんが、勉強しなくてよいわけではありません。この変化の激しい時代に自分を更新していくことはとても大事なことです。企業においても、英語資格や業務に関わる資格取得を義務化または推奨しているとか。資格によって給与や手当、昇進も変わるとも聞いています。


先生も学ぶべきという声が以前より増え大きくなりました。教員育成指標もできています。関わっている教職大学院でも先生をどうすれば大学院に迎え入れることができるか模索していると聞きました。オンラインによる課程ができ、私が関わる学校経営コースでも、北海道から沖縄まで、公立・私立、小中高校、特別支援課程、校長・教頭・主幹教諭・教諭と様々な方が、自費で、自ら、主体的に、学ばれています。自校や関係の教育委員会をどのようにすればよくできるか、子ども達や学校のことを日々考え、研究されており、頭が下がります。

生徒たちの学習を考えると受験の節目があり、この学びは、「いつまでに、これだけ、どこまで」がつきものです。テストはこの期限の節目にもなっています。生涯学習の視点では学びは一生なのですが、寿命は誰にも分かりません。進学などの次のステージのための学びである反面、人生を豊かにする学びの扉がこの中高時代だとよく話してきました。「学ぶことは生きること」まさしくそうです。

そんなことを言われても、日々のテスト、今勉強している科目が大変ですよね。私も今の年齢に老いてこそ、やっと学びを考えることができはじめました。生徒の皆さん、どの教科のテスト勉強も無駄にはなりません。やればおもしろさが見つかります。頑張れ!

今年度の全校生徒写真パネルができました、職員室前の6年分掲示に追加します。

pagetop