校長通信
検定試験 第95号
2024/01/29
トリプルクラウン、トップクラウンのボードが2枚目に突入しました。トリプルクラウンは、英検、漢検、数検の3つを2級合格した生徒が表彰されるものです。年度当初の目標「私の挑戦」に多くの生徒があげています。2級合格は高校卒業程度ですが、2年生段階で取得した生徒も多く、希望の難関大学に進学している人が多いです。
先日、英語検定が校内で実施されました。また校内実施できない準1級の生徒は日曜日に校外に受験に行ったようです。かつては、統一級を決めて全員で受験していましたが、各個人での取得者が多くなったことや英語学習習熟度にも差が出てきたことから希望者受験としています。
高校卒業程度の2級は中1から高3までの295名(昨年160名)が受験しており、そのうち約60%が高2です。中学生も25名が挑戦しました。準2級は141名(昨年226名)で中3、高1が中心です。昨年からの変化は、準2級と2級の受検人数が逆転していることです。より上位級を目指して学習が進んでいるからかもしれません。また、本校では全員受験のGTECも併用する学年もあり、英語のいくつかの技能や運用能力を校内テストだけでなくいくつかの違った指標で測るようにしています。
漢字検定については、学年ごとの基準の級を受験しています。PCの発達によって、漢字変換や手書き入力の必要性が少なくなり、すでに必要としないのかもしれません。しかし、漢字を学ぶことは語彙力を増やし、より豊かな表現ができることにつながると考えています。各級の問題レベル、合格点がありますがギリギリで合格するのではなく、より高い点数で合格することを目標にしています。全員受験とは別日程で希望者による漢字検定試験も行われました。
2月には数学検定が希望者で実施されます。受験者数は312名(昨年283名)で、2級が一番多く129名(昨年101名)です。学年ごとでは高2の次に中1が2番目に多く88名、2級に挑戦する中3生もおり、頼もしい限りです。与えられる勉強だけでなく、自ら主体的に学ぶいろいろな機会をとらえて、努力し、自分を成長させてほしいと思います。結果を楽しみにしております。