校長通信
泰然自若 第94号
2024/01/25
国公立大学の出願期間は1月22日から2月2日まで。連日、担任の先生との面談が行われ、出願校を決定しています。前期だけでなく、中期後期の出願校も決定しますので、幅広い選択肢と情報を提示しています。最終的な決定は生徒本人になりますが、ご家庭のご意向もありますので、保護者の方にも来校いただき、相談することもあります。
それに先立ち、共通テストの集計とデータが整った1月19日には国公立大学出願に向けての進路検討会を行いました。詳しくは進路部のブログ進路の部屋で紹介しております。私は共テ結果と生徒写真、模試、前回の検討会資料の志望校などを見比べながら一人ひとりを想起して参加いたしました。ここからの本当の頑張りを期待し、先生方へ、引き続いて最後までの生徒への指導・支援、声かけをおねがいしました。
講習や個別指導が行われています。私大入試が近づいているせいなのか、朝の教室で勉強する生徒は少なくなりましたが、早朝よりペースを変えずに黙々と勉強している生徒もいます。生徒たちに直接触れることが少ないのでよく分かりませんが、少し心配していることがあります。
共通テストの結果に乱されていませんか?大なり小なりほっとした気持ちに包まれていませんか?もしかすると、起床就寝時間、勉強場所が大きく変わってしまった人があるかもしれません。学習内容も、過去問演習が中心になり、受験科目などが変化するかもしれません。ここでスタイルを大きく変えることなく再度気持ちをまき直して進んでほしいと思います。
このあと、国公立大学の出願倍率発表、私立大学受験、自分だけでなく友達の私立大学の合否結果、国公立大学個別試験の過去問のでき、いろいろな情報氾濫などなどいろいろなことが起き、身に降りかかります。これまでも外部要因に翻弄され、ペースが乱されたり、その結果変化してしまった生徒があまり力が発揮できなかったようにも思います。
出願が完了したらドンと構えて立ち向かいましょう。でもいろいろなことが耳に入り不安はつきもの。気持ちが揺らいだら一人で悩まずに先生にお話ししましょう。どの先生でも大丈夫。全員で応援し健闘を祈っている!