校長通信
天国言葉 第25号
2024/06/27
中学校の部活動激励会が行われました。3年生が各部のユニホームに着替え、大会やコンクールへの意気込みを話してくれました。体育大会でクラブ行進ができなかったので、1年生にとっても新鮮に映ったのではないでしょうか?改めて間近で対峙して見ると、みんな大きくなってしっかりしており、成長を感じることができ、うれしかったです。
「校長激励のことば」要旨を紹介します。
本校には中学生が入ることのできるたくさんのクラブがあって、たくさんの生徒が自分でやりたいクラブ活動を選ぶことができます。生徒数が少なくなり、クラブ数が少なく、選ぶことのできない中学校もあります。そんな中で自分の部活動に誇りを持って、皆の前で行進し意気込みを話すことのできる3年生を素晴らしいと思いました。とてもうれしいです。
私は、バレー部の顧問をしていて、いろいろな選手、いろいろなチームを見てきました。バレーボールだけではないと思いますが、バレーでは気持ちの部分が大きく関係します。
大事なところでミスや失敗をしたり。力があるのに力が出せずに負けてしまったり。
チームや仲間との関係が悪かったり。雰囲気が悪かったり。
逆に負けても拍手を送りたくなる、また試合をしたくなるすばらしいチームもありました。
気持ちについて考えているとき、ある人から「天国言葉」を教えていただきました。天国言葉とは、相手も自分も幸せになる言葉で、このような言葉を使っていると、いいことが起きるというものです。逆は「地獄言葉」です。ここでは伝えませんが、負の感情がつまった言葉のことです。機会があれば調べてみてください。「天国言葉」を紹介します。
「ついてる」「うれしい」「楽しい」「感謝してます」「しあわせ」「ありがとう」「ゆるします」
の言葉です。こういう言葉をずっと言っている人は周囲の人から愛されます。そうすれば、幸せが訪れるそうです。
「ありがとう」も「うれしい」も「楽しい」も、そういう出来事が起こってからいうのではありません。「ありがとう」「うれしい」「楽しい」を言うから、良い事が起きるんです。試合や大会では緊張して苦しいことが起きるかも知れません。そんな時こそ、天国言葉の1つでもいいからつぶやいてみてください。
最後に学校の代表として、特に3年生が素晴らしいプレーやマナー、姿勢を後輩たちに見せてください。どこかで負けたとしても、3年生の頑張りによって、その悔しさを後輩たちが取り返したくなる、頑張りたくなる、ことが大事です。みなさんの健闘を祈ります。