学校ブログ

校長通信

中3集大成 第60号

2024/10/24

行事

中3研修旅行のしおりが6冊届きました。自分たちで企画し選ばれ、テーマに基づいてブラッシュアップされた旅行です。
福岡 「修学旅行をリベンジ!福岡の歴史と産業を体感する旅」
山梨 「富士の樹海を中心に学ぶ山梨の自然」
金沢 「再出発の後押しを!文化と建造美に触れる旅」
東京 「首都東京の中枢を探究する旅」
長崎 「戦前と戦後、長崎の文化の違いを探究する旅」
横浜 「横浜で食と住を探究する旅」

行程をみますと私も全然知らない場所への訪問見学もあり、いろいろと調べて作られたのだと感心しました。

しおりの巻頭言には企画リーダーの言葉が綴られています。文章に大きな成長を感じました。まさしく中学の集大成。旅行がもっと成長させてくれることでしょう。実りの旅を、安全に帰ってきてください
○「家に帰るまでが遠足」から「企画する時から研修旅行」という名言
○計画後に訪問地が被災しこのまま計画を進めてよいかの悩み
○自分が一から作った工程が実現する実感が持てず、ヒヤヒヤしている気持ち
○頼りないリーダーですが、最後まで番張ります!・・・決意
○最後まで旅程が決まらず思い通りにいかないことが多かった・・・最終的にはやりたいことができる旅になった
○プランを立てるという貴重な経験をさせていただいた感謝
○旅行の思い出に「嫌だったこと」が入ってほしくない。自分勝手な行動を慎もう
○まさか自分が選ばれるとは思っていなかった
○雲雀生としてふさわしい態度でハメを外すことがないよう楽しんでください

中2沖縄研修、高1はJS合宿(ジョブシャドーイング)も近づいてきました。



立命館アジア太平洋大学の前学長の出口治明先生の言葉に「旅から学ぶ」という言葉があります。
「旅」=「現場」、真実は現場の中にしかありません。机上で考えるだけでなく、足を使っていろいろな現場に出向き、体験を重ねることが重要です。・・・(中略)・・・人間は「人・本・旅」でしか勉強できません。ところが人間は怠け者で、いい加減な動物ですからインプットの大切さは理解しつつも、なかなか行動できないのです。
                         「教える」ということ 角川新書2024

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