学校だより
図書室 震災から25年
2020/01/17
図書室から
阪神・淡路大震災から今日で25年になります。もちろん在校生のみなさんは体験していませから、できれば当時の話を聞いてみで下さい。記事や本を読んでみてください。遠い場所で起こった出来事ではありません。きっと震災を体験した人たちが周りにいると思います。
震災の記録、防災・減災について、阪神淡路大震災が関わっている小説など特集しました。
心の傷を癒すということ /安克昌
神戸で精神科医として勤務していた著者の安さんは、自らも被災しながら避難所や病院で被災者のカウンセリングや診療を行います。現在は当たり前に知られているPTSD(心的外傷後ストレス障害)という言葉もまだない時、「心の傷」とは何か?「心のケア」とは何か? 被災者に寄り添い手探り状態で精神医療活動に奮闘します。後にPTSDの先駆者となった安さんの記録です。この作品は明日18日からNHKでドラマ化され放送されます。