学校だより
【SDGs #05】雲雀丘学園とSDGs
2020/05/15
今回は雲雀丘学園とSDGsとの関わりをみていきましょう。
1、太陽光発電の校舎
私たちが使用している電気の8割は火力発電によって生み出されています。火力発電では、石油や石炭などの化石燃料を燃やしています。化石燃料は今のままでは数十年で枯渇すると言われています。また、物を燃やすことで発生する温室効果ガスの影響で地球温暖化も進んでいます。そこで、自然界に存在するエネルギーを利用する「再生可能エネルギー」が注目されています。雲雀丘学園の校舎も再生可能エネルギーを利用した太陽光発電を行っています。これは、SDGsでは「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」の目標に当たりますね。
2、里里プロジェクト
これは学園に里地里山を作ろうとする取り組みです。自分たちで田んぼや池を作っています。また、田植えやコメの収穫等も予定しています。SDGsの「15、陸の豊かさを守ろう」にもあるように現在、森林の伐採等の環境破壊は、どんどん進んでいます。動物たちも住処を奪われ、生態系が壊れる恐れもあります。このプロジェクトに参加して、みどりの大切さに触れてみてはいかがでしょうか。
3、沖縄研修旅行
昨年度の中3沖縄研修旅行では、小浜島にて、海洋ゴミの問題を考えました。日本国内からだけでなく、海外からも多くのゴミが流れ着いていました。またプラスチックゴミは自然には分解されず、海の生き物にも大きな影響を与えています。2050年には海の生き物よりも、海洋ゴミの方が多くなるというデータもあります。1人1人がゴミを減らす意識を持つことを学びました。SDGsには「12、つくる責任 つかう責任」や「14、海の豊かさを守ろう」という目標があります。我々も、便利な物をただ使うだけでなく、他の生き物や未来のために、使い方や捨て方を見直してみましょう。