高3学年通信(66期生)
手から伝わる心
2020/10/22
何だかすっきりしない空模様で、気分もあまり晴れなかったでしょうか。今日は朝から中学総合学力調査が行われました。
今回の模試は少し特殊です。通常の英語・数学・国語に加えて、英語と国語にはリスニング試験があり、もう一つ、教科融合という試験がありました。いろいろな科目や内容を織り交ぜた試験です。なかなか頭を悩ませながら答案を書いていました。
模試の後は、再び学年集会となりました。来週の研修旅行の連絡がメインとなり、その後各クラスに戻って進路に関する連絡も受けました。
研修旅行もいよいよ来週。しおりも出来上がり、細かい内容を確認しました。注意すべきことには十分注意して、存分に楽しみたいですね。
では、本日の日めくりカレンダーです。
人の手というのは案外暖かいもので、その温もりを感じられると何だかほっとします。しかし時に、人の手は冷たくも感じられ、その動きによっては人を傷つけることもあります。握れば拳、開けば掌、状態によって手から伝わってくるものは変わります。
「掌」という漢字を「てのひら」と読むことは多くの人ができるでしょうが、「たなごころ」という読み方ができる人はどれくらいいるでしょうか。手の心というのが元々の意味です。元来、手は心を表しうると考えられていたのかもしれませんね。その温もりも、冷たさも、手から伝わってくる心なのです。何気なく形を作り、人と触れ合う手。その手から、どうか誰かへの温もりが伝わりますように。
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